【ネタバレ有】ミリアニ第一幕を見て

超久々、2年振りにブログを更新します。アジやさです。

この2年間、グループホーム入居やてんかん、通信教育等で多忙でTwitter改めXはウザイくらいにやってたのにブログは完全に手付かずになってた・・・。

とはいえ3年(グリマス時代から追ってるPにとっては10年)待ったミリオンライブのアニメがお披露目された過去と未来の狭間こそ、ブログを更新すべきだと思って、2年振りに記事を執筆した。

 

※この先はミリアニ第一幕のネタバレを含みます。まだ見てない方はブラウザバックお願いします

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大事なことなので3回言いました。この先の閲覧は自己責任でお願いします。

 

なんやかんやあって公開から9日経ってようやく身に行けた。結論から言うと・・・

想像を遥かに超える素晴らしさだった!こりゃSNSが絶賛の嵐になるのも頷ける。

 

 冒頭から未来ちゃの陽キャバイタリティが半端なくて笑った。ソフトボールはじめ色んな運動部だけでは飽き足らず文化部も助っ人してて計8つ。若いとはいえよく体力持つな・・・。てかそもそもそれだけ沢山の種目を助っ人としてこなせるとかもしかしてアイマス赤の系譜で一番スポーツ万能だったりする?(SideMの天動輝さんもガタイ結構良かったけどもしSideMに詳しいPさんいたら教えてください)

 そしてライブ会場でその時知り合ったばかりの静香にめっちゃ話しかけて名前まで聞いちゃうのコミュ力凄すぎて笑った。(まあ、俺らオタクがあんながつがつ隣の席の人に絡んだら不審者扱いされるなぁ、そうに決まってる)

 しかもその後静香と二人で公園行ってブランコで語り合ってるしコミュ力半端ないなとも思ったけど、考えてみれば俺もデレ7th大阪(コロナ前最後のアイマスライブ)のLV終わった後隣だったP誘ってファミレス行ったりして(よく宗教勧誘やマルチと疑われなかった)そのまま相互FFになったりしたからやっぱり気持ちの問題なのかな。(というか当時の俺って距離感バグってたなと思う)

ゲッサンでのみらしずが同じ中学校だった設定はミリアニでは無かったのは正直ホッとした。(色々整合性とか取れなくなるし・・・)

 

 そして何より我が担当アイドル静香。覚悟はしていたが父親の毒親感ある描写に胸が痛くなった。声と姿付きで憎き毒親が登場したからヘイト増幅した。むしろ10代のうちこそ夢見て色々なことにチャレンジすべきだろうよ。しかも言葉が呪いとなって緊張感を余計に増幅させてオーディション中に発動しちゃうし、本当に怒りを感じた。ダブスタクソ親父より許せん。でも、それを未来と翼のサポートで乗り越えて仕切り直したからこそ、「Rat A Tat!」のエモさが増した。若人から青春を取り上げるなんて許されていないんだよ。何人たりともね。

 そもそも劇中で語られていたようにあのオーディション自体めちゃくちゃ狭き門で、一人も合格者が出ない回もある位だというから、「既にオーディションに合格している子に見られる」というのがかなり残酷だとも思った。オーディションのステージに一緒に踊った翼は既に内定していたわけだし。今ミリシタで当たり前の様に交流しているアイドル達は、その狭き門を潜り抜けた猛者達なのだということを思い知らされた。765AS組に至ってはその礎を築いた猛者だし、彼女達の凄さを再認識した。

 自分語りになるが、俺にとって刺さるキャラクターは家庭環境に何かしらの闇抱えていたり悲しい過去を抱えているキャラが多い。というのも自分自身5歳で特別支援学級堕ちして親兄弟や教師からも「障害者なんだから分を弁えろ」といった感じのことを何度も言われ、普通の人が経験するであろうことを全然経験出来ないまま大人になってしまい今凄く苦労しているからだと思う。要するに普通の理想的な人生を歩めなかったり毒親持ちだったりするキャラに勝手に強く共感してしまうのだ。あるいは「この子がめげずに頑張ってるんだから俺も負ける訳にはいかない」と逆に勇気を貰えたりするからとも言える。そういう子こそ幸せにしてあげたいし、毒親問題や障害者差別の原因療法としての根本的解決を私のライフワークにしていきたい。

 付け加えるなら、静香がリビングに入って来る前に静香父が一人でコーヒーを飲みながら何か神妙に考えていそうな表情をするシーンがあったので、「もしや静香父も過去に夢破れた経験があって、それで静香のアイドルの夢に否定的なのか?」と考察もした。(だとしてもそれで娘の夢を否定するのは親の傲慢以外の何者でもないと思う。)

 

 翼は二人に先んじてスカウトでアイドルになることが決まっていたし、Rat A Tat!のダンスをいとも簡単に覚えてしまうところで本当に天才的なセンスの持ち主なんだなと改めて驚かされた。その反面、まだ面倒くさがりな部分が残っているので、そこがどう変わっていくかも楽しみだ。ゲッサンにあった「アイル」の様に本気を出して「本気の天才」の姿で驚きたい。

 

 ミリアニが中々実現しない中、懸念もされていた765ASの出番が予想以上に多くて安堵した。バネPもチーフという先輩になって、未来ちゃがアイドルを目指すきっかけになったASライブだけでなく、オーディションや既にバックダンサーになっていたアイドルとの交流でしっかり登場していたし、何よりアニマス世界ではプロデュース側だった律子がアイドルとしてステージに立っていたからASのPに対してもしっかり救済が出来ていたので絶賛の嵐になるのも頷ける。ASから積み重ねられた765プロというアイマスの源流の歴史をはっきりと描写してくれたのは本当に有難かった。

 

 そして、劇場が完成する前に行う原っぱステージでのライブ。これまでのアイマスアニメ等の記憶から大雨が降り出した時点で嫌な予感はした。ロコアートが突風で崩壊し、脚立から落ちたロコを受け止めに行く源Pのシーンで「え、まさかもうアニマス終盤の時のバネPみたいに大怪我するの?!」と思いヒヤヒヤしたが二人とも怪我はなくてホッとしたのもつかの間。この段階で765入りしていた37人の話し合いで、苦戦する源Pに子役経験もある桃子が強い口調でダメ出しをするシーンでは心が痛んだ。

 このシーンはレビューでも賛否が分かれているのを目にした。曰く「他の子と比べても桃子だけが厳しい口調で正論をぶつけているので悪者な感じになってしまっている」という意見だった。

 実際、子役時代の桃子を知ってる業界関係者からの桃子への評判はかなり悪く、Blooming Cloverの漫画では胸を抉られる思いで読んだ。しかし、元凶は桃子の両親の身勝手さと考えるとあまりに残酷な話だ。ミリシタコミュにおいてもPがあそこまで桃子の両親の毒親振りに怒りを露わにしたのは初めてでした。静香の父親との対立を描いたコミュでさえあそこまでではなかった(あれに関してはP自身が静香の父親と直接交渉するから必死に感情を抑えていたと解釈してる)

 思い出したのは、ムビマスで北沢志保に対して否定的な意見が多かったことだ。実際、あの映画ではバックダンサーとしてのパフォーマンスが上手くいかなかった時、可奈に「あなたが一番出来ていないじゃない」とはっきり言い放って空気を悪くしたり、ダンスの難易度をどうするかという趣旨で悩む中、可奈を迎えに行こうと主張する春香に「話にならないです!どうしてあなたがリーダーなんですか?」と言い放つのはバックダンサーとしてはあるまじき発言なのは間違いない。しかしミリシタのコミュやかなしほにスポットライトを当てているBlooming Cloverを見ると彼女があそこまで必死になった背景が分かる。私自身第一印象が悪い子がキャラの掘り下げで印象が変わっていく展開は好きだし、キャラクターの心象や考え方の変化も作品の魅力の指標になると思った。(この間の再放送で可奈の気持ちも志保の気持ちも痛い位に分かってしまい苦しい気持ちなった)

 ただ、そのレビューを書いた人も桃子が気になっているとのことだったので、そこからミリオンライブの沼にハマってくれたらとても嬉しい。第二幕で全員が笑顔で原っぱライブを成功させられるようにしたい気持ちは勿論私も同じだ。

 

 そして俺自身の感想で言うなら、想定を遥かに上回る出来の良さだったので予想以上だったので☆5どころか☆765をつけたい位だった。何より思ったのが待つのが大の苦手な私がミリオンライブから他界せずここまで待った甲斐があったと心から思えたことだった。実際ミリ7th現地のアンコール後の発表でアニメ化続報が来るかと思いきやミニ四駆コラボが発表されてズッコケそうになったこともあるし、去年も結局実現せず、アニメ化の最初の発表から1000日以上経過してようやく実現した。

 だからこそ、紆余曲折あってめちゃくちゃ長い間待たされたけど、諦めずにこのコンテンツを追ってきて良かったと心から思えた。ありがとうミリオンライブ!ありがとう765プロ!とびきりのThank Youを叫びたい!

 第二幕も今から楽しみで心躍る!というかその前に応援上映にも行かなくては!